入会時の注意点、及び、よくあるご質問

練習時間について

 レッスンを初めて間もない時期は、20分くらいから始めてください。徐々に時間を増やして行ってください。
 練習内容は、レッスンの内容をそのままやっていただくと理想的ですが、時間がない場合は体操と発声1種類・自由曲だけでもやっていただくと効果が出てきます。
 趣味の場合は、30分程度を週に2,3回ですと、ゆるやかに成長していきます。プロを目指す場合は、毎日1時間以上は練習が必要です。

飲食について

 歌う前2時間以内は食事を控えてください。飲み物は、常温以上の温かいものをお薦めします。氷が入っているなど極度に冷たいものは、せっかく発声で温めた喉を冷やしてしまいます。
 喉の調子が悪い時は、ビタミンC入りがお薦めです。

睡眠時間について

 睡眠時間が少ないと、声は出にくくなります。しっかりと睡眠を取りましょう。

風邪をひいた時は

 風邪薬(解熱剤・鎮痛剤)を飲んだら、6時間は歌うのを控えましょう。特に総合感冒薬は注意してください。著しく声帯を傷める危険があります。1ヶ月近く声が出なくなる可能性があります。
 軽微でも風邪の症状がある場合は、レッスンをお休み頂きますようお願い致します。

咳払いについて

 咳払いは喉を痛めますので、しないようにしましょう。咳払いは、癖になります。咳は我慢するのが難しいですが、咳払いは我慢できます。喉に違和感があっても、しばらくすると消えます。

お酒とタバコについて

 お酒を飲んだら、6時間は歌うのを控えましょう。著しく声帯を傷つける場合があります。タバコはやめましょう。中年期以降歌い辛くなる可能性があります。また、お酒とタバコを一緒にやると、急激に声帯を痛めます。

妊娠している、またはその可能性がある方

 毎回レッスンの最初にやっている息の練習は控えてください。

マルチ商法や、ネットワークビジネスの禁止

 クラス内において、生徒さん同士での、音楽に関係ない商品およびイベントの販売・勧誘は固くお断りします。また、そのような勧誘を受けた場合は、講師までお知らせください。

早目のご連絡をお願いします。

 ▼ キャンセル方法のページをご参照ください。
 キャンセルについてのお願い
 

Q. 入会金はありますか?

 入会金はありません。

Q. コースがたくさんあり、どれを選べばいいか分かりません。

 基本的にどのコースも内容は同じです。ただ、基礎を身に付けたい場合は、月2回以上のコースをお薦めします。時間はご予算に合わせてお選びください。どの時間でも、生徒さんのゴールを目指して最善の努力を致します。

Q. レッスンに通っても上達した実感が湧きません。

 自宅などでの自主練習はできていますでしょうか。月に1回、2回レッスンで歌うだけでは、どんなに才能があっても、どんなに腕のいい指導者からレッスンを受けても、上達するまでには大変な時間がかかります。(※バスケットボールの練習を想像してみてください。月に1,2回ボールに触っただけで、上手くなるでしょうか。)
 趣味の場合は、30分程度を週に2,3回練習すると、ゆるやかに成長していきます。プロを目指す場合は、毎日1時間以上は練習が必要です。

Q. レッスンは、どのくらいの期間通えばいいですか?

 基礎を身に付けたい場合は、自主練習がしっかりできていれば、1年から2年程度で修了できると思います。
 一回のレッスンでコツを掴んで終わる方もいれば、2,3ヶ月の短期間の方、はたまたご自身の健康維持や、音楽の勉強を継続したい目的で、10年以上通っている方もいらっしゃいます。生徒さんのご希望に合わせます。

Q. レッスンを録音してもいいですか?

 録音もビデオ録画もご自由にどうぞ。録音・録画は大変勉強になるので、お薦めです。

風邪薬(解熱剤・痛み止め)を飲んだら、6時間は歌ってはいけません。
総合感冒薬には、解熱剤や鎮痛剤が含まれています。ルル・パブロン・エスタックなどです。 

 万が一解熱剤や鎮痛剤を飲んで6時間以内にしっかり歌ってしまった場合、薬が切れた頃に声が出なくなります。声量がある人ほど症状がひどくなります。完治まで1ヶ月かかることもあり、最悪の場合声帯結節になることもあるようです。
 
 この事は、歌手専門の耳鼻咽喉科以外、一般のお医者さんは知らないようです。
 
 以前にヴォーカル仲間とライブをした時、その人は風邪をひいていて、総合感冒薬を飲んでいました。薬が効いている間は、声量が異常に出ます。キンキンしたような、とても不自然な声でした。そしてその人は、次の日から1ヶ月間声が出ませんでした。
 
 私は風邪をひいたら葛根湯を飲み、病院で解熱剤が処方された場合は、歌わない時間帯か、寝る前に飲みます。また、総合感冒薬といわれるものは一切飲みません。

「フラベリック錠」(咳止め薬)を飲むと、数週間「聴覚障害」が起こることがあるそうです。つまり、音痴になるということです。 

 薬は思わぬ作用を体にもたらします。自分は今どんな薬を飲もうとしているのか、薬の名前と作用をしっかり把握し、時にはインターネットで調べるなど、危機感を持って付き合うことが大切です。不安な時はいつでもご連絡ください。

咳払いは癖になり、声帯を傷つけてしまいます。
咳払いは我慢することができますので、なるべくしないようにしてください。

「咳払いの仕組み」

 声帯は、日々たくさんの働きをしています。1)呼吸、2)飲食、3)発声です。冷気を吸ったり、冷たいものを飲んだり、辛いものを食べたり、喋りすぎたり、歌ったりなど、声帯に負担がかかると、細かい傷がつきます。これは日常的に発生する傷で、何も気にすることはありませんが、人間は治癒力でもって天然のクリームを出し、その傷を覆います。それが、「喉に何かある」という感覚になります。これを咳払いで取ってしまうと、人間はまた治癒力でもってクリームを出します。ですから、咳払いをする人は、癖になっている事が多いです。

「咳払いをしたくなったら」

 ごっくんと飲み込みましょう。喉にあるものは、汚いものではありません。また、ごっくんと飲み込む動きは、声帯のストレッチになり、血の巡りが良くなったり、殺菌作用もあると言われていて、大変良い動きです。喉にある違和感も、10分後には無くなっています。

※「ヴォーカリストは咳払いをしない」と、是非覚えてください。

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